ゆるふわ生活

都会での生活に疲れてワーホリ行ってみたけど失敗した20代半ば♀、ゆる〜くふわっと生きてます。主に映画と本と美容とゆるふわについて書きたいです。

パンセと暇と脱ニート。

ようやく、仕事が決まりました。

ノリと勢いだけで挑戦した試験に無事合格し、その後の面接もトントン拍子に進んでいき、先日無事に内定をいただくことができました。

ふう。

やればできる。

勉強頑張ってよかったよう。。。

 

というわけで、ようやく脱ニートです!!!

わーい!!!

 

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6月中旬に帰国してから4ヶ月強、勉強期間を除いてはたっぷりと時間があったわけですが、一つ、思ったことがあります。

 

 

 

 

暇な時って、何もしたいと思わない。

 

 

 

 

なんででしょう。

忙しい時は、映画観たい、本読みたい、友達と遊びたい、部屋の模様替えをしたい・・・などなど、やりたいことがどんどん出てきます。

ドイツ生活中に、帰国したら好きなだけ好きなことしよー♪だって時間はたっぷりあるんだもーん♪なんて考えていましたが、実際に帰国し時間ができると何もする気になりませんでした。

 

 

 

 

 

そういえば以前、友人に、パスカルの『パンセ』という本を勧められたことがあります。

しかしパンセを全部読もうと思うと大変だそうなので、友人が勧めてくれたのはこちら。

 

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この本には、私の疑問に対する答えが書いてありました。

 

 

 

「わたしは、(中略)人間のあらゆる不幸はたった一つのことから来ているという事実を発見してしまった。人は部屋の中にじっとしたままではいられないということだ。もし、生きるための十分な資産を持っている人が自分の家に喜んでとどまっていられたなら、その人はわざわざ大航海に出かけたり、要塞攻略に出撃したりすることはなかっただろう。(中略)会話や賭事などの気晴らしに耽るのも、自宅にじっとしていられないからにすぎない。(断章139)」(P45〜46)

 

「彼らは考える。もし、あの地位を得ることができたなら、そのあとは喜んで休息をとることにしよう、と。彼らは知らないのだ、自分の欲望がどれほど貪婪な性質を持っているかを。だから、自分は心の底から休息を欲していると思い込んでいるのだが、実際に求めているのは、興奮することなのだ。彼らには一つのひそかな本能があり、それが彼らをして、気晴らしと仕事を自宅の外に求めさせるのだが、それは自分たちの永遠に続く惨めな状態の予感から来ている。(断章139)」(P47)

 

「この世で王位ほど素晴らしい地位はない。これ以上の身分は想像できないほどだ。私たちの財産を全部かき集めても王のそれに達しえない。とはいえ、こうした、あらゆる満足に取り囲まれた王になんの気晴らしも与えられていないとしたらどうなるか?王は、必然的に、自分というもののことを考え、考察を巡らすことになるはずだが、こうした退屈きわまりない幸福は王の心の支えとはなりえないだろう。(中略)その結果、いわゆる気晴らしというものを持たない王は、なんとも不幸な人間、彼の臣下のいちばん身分が下の者よりも不幸な人間となるにちがいない。そうした身分下の臣下は少なくとも賭事や気晴らしができるからだ。(断章139)」(P49)

 

 

 

要は、

人間は暇を不幸だと感じ

暇だと余計なことを考えてしまい

忙しいからこそ気晴らしが意味をもつ

ってことですかね。

 

大好きな映画観賞も読書も、結局は私にとって気晴らしでしかなく、忙しいからこそそういう趣味が楽しめるんですね。

忙しくないと、楽しくないんです。

忙しいから、楽しいんです。(2回目)

 

また、時間があると自分について余計なことばかり考えます。

私って何?

なんで今暇なの?

周りはみんな働いてるのに私は立ち止まってていいの?

などなど。

忙しければ考えることもないであろうどうでも良いことを、時間があるがゆえにダラダラと考えてしまう。

そして、悲しくなる。

 

 

 

なんと贅沢な、と、思います。

時間があるって、喜ばしいことなのに。

忙しい時はあれだけ時間を欲していたのに。

いざ時間ができると、こうなります。

結局、ないものねだりってやつです多分。

 

こういうことに気づけたという意味では、このニート生活もそれはそれで有意義なものになったのではないかなーと思います。

 

 

 

次にこんなにのんびりした日々を送るのは、老後でしょうか。

来月からは、今まで溜め込んだエネルギーをしっかり活用してバリバリ働きたいと思います。

趣味を楽しめる生活に戻れると思うと、ワクワクです。